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中国地域ニュース
約束列車
サケの遡上


天神川(鳥取県倉吉市:一級河川)の河口の新田橋をブラブラ歩いていた。河口付近なので、橋も長く中央付近で一息つけることにした。この橋の位置から大きく見渡すと、下は日本海から上は中国山地まで見えとても素晴らしい。ところで、真下の川を見るとゆっくりとした川の流れの中に大きな「魚」が泳いでいる。こんな橋の高さから見えるのだからよっぽど「大型の魚」である。今まで見たことが無い。…そんな話を知人に話したら、それは「サケ」に違いない。あの、シベリアを回遊して川を遡上する「サケ」ではなかろうかとのことである。

そこで、川のことなら漁業に詳しい人に聞くのがよかろうということで、天神川漁業組合に、本当にサケが遡上するのか?聞きに行ってみた。サケは、北海道ではないのか?せめて、東北地方までの話ではないのか!と思っていた。…組合の山崎賀津雄組合長いわく、「間違いなくサケですよ。」サケの遡上南限は鳥取県です。天神川もそのひとつで秋に1000匹遡上してくる。昔は大量の自然遡上がありサケは銀のダイヤモンドと呼ばれ、サケ1kg/米1俵?とも言われていた。年々減少し現在では人工繁殖と放流を行っている。今は安定的に遡上し1000匹がこの頃続いている。11月頃捕獲・冬場人工孵化・3月頃放流。シベリア海で4年間回遊して帰ってくる。孵化は、小学生や社会人ボランティア・漁協で手分け分担している。

いずれにしても、漁業組合では地球環境の変化などでサケの遡上が減らないよう放流事業を続けること。そして豊かな川を作ることである。参考情報:太平洋側はどこが南限かとネットで検索すると千葉県利根川水系付近であるそうだ。さて、川の保護だけをやっても資源は、守られない。平成23年に「題31回全国豊かな海づくり大会」が鳥取県で開催される。先日も鳥取市の山に地元(海)漁業関係者が、水源環境保全のためクヌギの苗を植える大会があった。天神川漁業組合も海づくり大会に向けてさまざまな活動を行っていく。…そういう訳でサケの遡上を守っていきますと力強く言われました。

天神川漁協
http://www5.plala.or.jp/tenjin-r/

  私も川の自然保護のためメダカ十数匹飼っているぐらいではダメだ。何かしなければと思います。そんな思いの中でサケのダイナミックさと回遊するエネルギーに感動してポエムを作ってみました。

サケの冒険

せのびしたサケ 川の上
じりじり陽射しに ダンスする
せのびしたサケ 川に立ち
遠くの海に 手を伸ばす
続きを描きたい クレヨンは
ゆっくり溶けて こぼれてく
スケッチブックに 広がる海(み)


手を伸ばしてサケ 河の上
突き刺す光 ダンスする
海まで伸ばして 河に立ち
水平線を ねらってる
夏の休みの 留守番の
やさしいあの子は どこにいる
港のあたりに 広がる空(そ


ゆっくりサケは あおむけに
やわらか陽射しは 降り注ぐ
ゆっくりサケは ゆるりんこ
地球の半分 ここにあり
夢も半分 ここにあり
ゆっくり探せば 見つかるよ

今年は倉吉博物館主催で「サケ遡上ウォッチング」が、11月7日(日)に天神川の河川敷でありました。多数集まってその勇姿をみました。4年かかって帰ってきたことはすごいと思います。

今度は稚魚の育成を経て放流会が2011年3月にあります。元気に帰ってきてねと思います。何年先も平和な海でありますように、豊かな自然でありますようにと思うこの頃であります。

(北村経済研究所 所長 北村隆雄)

[本欄「コラム約束列車」は今回をもち休載致します。ありがとうございました=編集部]



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